港北区地域子育て支援拠点どろっぷ活動記録
記事の分類 |いきもの・畑 |
その他 |
できごと |
ボランティアさん |
地域訪問
最近の更新
久々の雨。肌寒い一日でしたね。
雨だからといって室内だけで遊ぶのはつまらない、外に出たい。でも、雨だから、外に出てほしくない、だって濡れて風邪をひいたら大変だもの。
「外に出たい!」という子どもの気持ちもわかるので味方をしたいけれど、ママが心配する気持だってわかり過ぎるくらいわかる。だからママの味方もしたくなる。
サーっとドアを開けて外に走り出す子どものすばしっこさ、楽しそうな様子を見ると、「外に出してあげたいなぁ〜」と思う。けれども、あとあとお腹をこわしたり、鼻水がとまらなくなったら、慣れない大人の靴を履いて転んだら、、、、、、って思うママの気持ち。こちらも痛いほど伝わってくる。
だって、どちらが正しいとか正しくないとか、良いとか悪いというのではなくて、どっちも正直な気持ちで、そして自分のこと、相手のことを大切に思うからこそなんだもの。
そんな時、以前「りんごの木タイム」で耳にしたこの曲の歌詞が頭に浮かびました。
「だから雨ふり」(作詞/新沢としひこ 作曲/中川ひろたか)
きのう みどりの かえるがね
おおきな はっぱの うしろでね
おてんきつづきで かなわんと
そらにおいのり したんだよ
だから きょうは あめふり
だから きょうは あめふり
きのう となりの あじさいが
すっかり よういを ととのえて
わたしも そろそろ さきたいと
そらに おいのり したんだよ
だから きょうは あめふり
だから きょうは あめふり
きのう きいろい ながぐつが
ほこりだらけの げたばこで
そとのくうきを すいたいと
そらに おいのり したんだよ
だから きょうは あめふり
だから きょうは あめふり
子どもたちはいつもいつも「みどりのかえる」「となりのあじさい」「きいろいながぐつ」のように「雨になぁれ」「雨よ降れ〜」と願っているわけではないだろうけれど、降ったら降ったで、水たまりだったり、顔にかかる雨粒だったり、「ちょっといつもとは違う」その時を楽しむんでしょうね。
今日は・・・・外でちょっと遊んでしまいました。
ごめんね、ママ達。子どもたちを外に出して濡らしちゃった。そして子ども達と一緒にいっぱい楽しんでしまった。
雨の中で遊ぶ子どもたち、、、、、ビニール袋のコートを着たり、大人の傘を持ったり、ただ駆け回っているだけでも、それはそれは楽しそうでした。本当に、なんでこんなに楽しいんだろうって思ったほど。
お出かけする時に雨だと「あ〜ぁ」って思うことが多いけれど、こんな子どもの様子を見ていると、次の雨の日にはちょっと笑顔で外出しようかなっていう気になりました。こんな気持ちになったのも、ママと子どもたちのおかげです。
ひろばのちょっとした出来事やヒトコマが、どれだけ私たちスタッフを、新しい気持ちにさせてくれたり、気づかせてくれたり、ほんわか温かさをくれたりするかわかりません。
だからこれからも、笑ったり泣いたりケンカしたり怒ったりしながら過ごしていってね。いつもスタッフは側にいます。っていうか、側にいてその時を一緒に過ごしたいです。